正反対の相手に惹かれる「相補性の法則」とは？

2021-12-30

今回も恋愛に使える心理学をいくつかご紹介していきましょう！

今回ご紹介するのは【相補性の法則】

それでは、相補性の法則を恋愛に応用するテクニックについて、紹介していきます。（恋愛心理学）

 

お互いにないものを持っていると、強力に惹きつけ合うという法則。自分にない長所や考えを持った相手、自分とは正反対の正確の相手に惹かれることを心理学では「相補性の法則」と呼びます。

 

 

これは自分に足りない部分を無意識に相手で補おうとする心理から起こる現象といわれています。

 

 

たとえば、社交性のある男性と内気な女性は、お互いにないものを持っているため、惹かれ合います。

 

 また、活動的な女性と静かな男性とも、お互いにないものを持っているため惹かれ合います。

 

華奢な女性が、がっちりした男性を好む傾向にあるのもこのため。自分にはないたくましさを相手に求めているのです。

（※ちなみに正反対の「類似性の法則」というものもあり、こちらは似たもの同士が集まってくるという法則なのですが…実は、類似性の法則も、相補性の法則も、どちらも（恋愛において）大きな影響力を持っています。なので結論から言うと、似ている部分があって、さらに、お互いにないものも持っていることが最適のパートナーと言うことができます）

 

人間は、自分に似た相手と、自分と正反対の相手に惹かれるということなのです。

 

 

好きな人ができた場合は、まず、相手が自分と正反対のところを持っていて、相補性の法則がはたらくかどうかを確認してください。

 

 

相補性の法則がはたらく正反対のところを持っていることがわかったら、次は、相手の真似をして、似ているところをたくさん増やす、すると自分と似ているから興味を持ってもらえて、自分と正反対のところがあるから、そこは魅力的に見える、というわけです。

 

このふたつをうまく利用して、自分に似た、そして自分にないものを持っている素敵なパートナーを探しましょう！

 

 

 

 

続いてご紹介するのは【二人だけの秘密効果（カリギュラ効果）】

 

みなさんはこんなことを感じたことはないでしょうか？

何かを「してはいけない」と禁止されると…逆にその何かを「したくなる」という心理状態。じつはこのことを「カリギュラ効果」というんです。

 

例えば…決して他人にしゃべってはいけない、相手の秘密を知ったとき、その秘密を誰かに言いたくなる！という心理もカリギュラ効果というわけです。

 

ローマ帝国のカリグラをモデルにした１９８０年の映画『カリギュラ』が語源といわれています。

 

かなり過激な内容で、一部で非公開になりましたが、「非公開」であることが逆に反響を呼び、その後心理学での『カリギュラ効果』の名前として使われるようになりました。

 

つまり…好きな女性と「他の人は知らない、ふたりだけの秘密」を共有することによって、仲間意識が生まれる、という効果になります。

 

アナタが今、悩んでいることや、好きな女性以外には知られたくない、自分の弱点（弱み）を話してみましょう。そのことによって、そのことがふたりだけの秘密ということになります。

 

その秘密を共有することはもちろん、「自分のことを信頼して打ち明けてくれた」とあなたへの好感度もあがります。

 

 

また、自分が秘密を打ち明けることで、相手も秘密を打ち明けてくれるかもしれません。

お互いが秘密を打ち明け合うことで、ふたりの絆がより強くなることもあるので、ぜひとも使ってみてください！