相手の何気ない仕草に隠れた心理が表れる？動きからわかる本音とは

2022-04-18

今回は久しぶりに「心理学」をご紹介していきたいと思います。よくこのコーナーでも「心理学」をご紹介していますが、今回は「仕草（しぐさ）」でわかる心理学をご紹介しましょう。相手は知らぬ間に…信号を送っているんです。その信号を見落とすことなく、チャンスをものにしていきましょう！

 

「ほほを膨らませる仕草（しぐさ）の心理学」

単純に怒っているときの仕草のように思われがちですが…心理学的にも「相手に対して、拒絶、不服、反対」を表しているそうです。相手の意見に反対だったり、腹が立ったりしたときには、ほほを膨らませるしぐさをして、拒絶を表現しますよね。また、フグが大きな危険を感じて嚇するときに体を膨らませますが、人間の本能にも同じような感覚があり、大きな危険や不安を感じたり相手を威嚇し、攻撃するときにも、ほほを膨らませるしぐさをすることがあるそうです。（ただ…最近ではわざとほほを膨らませてかわいく怒る女性もいます。今回説明したそれとは異なりますので…その場の空気を読むように（笑））

 

「唇にふれる仕草（しぐさ）の心理学」

実は…自分の唇に触れるしぐさをする場合、安心感を求めている心理状態であることがほとんどなんだそうです。

ピンときている方も多いかもしれませんが…、赤ちゃんのころに、母乳を飲んでいたころの記憶が残っているから、という説もあるようです。赤ちゃんのときにお母さんに抱っこされて、母乳を与えてもらえて、とても安心な気持ちになっていたと思います。そのときの記憶は潜在意識に強く刻み込まれていますので、不安になると…自然に唇に指で触れてしまう、というわけなんです。もし話している相手が唇を触っていたら…あなたとの空間がすこし不安に感じている証拠なのかもしれません。

 

「耳を触る仕草（しぐさ）の心理学」

耳を触る場合は、苦手なことに遭遇したり困ったことがおこった！と感じているときにでる仕草のひとつ、なんだそうです。また、会話中に耳を触っている場合は、他のことに興味があって、話に集中できていない証拠でもあるそうです。なので話をしている相手が耳を触っている場合は、「この話に興味がない」「この話されると困る」もしくは「別のこと考えてるな」という感じに解釈できます。そのときは話題を変えていくか、別の相手にチャレンジするか（笑）。なので耳を触らせないような話題作りを心掛けていきましょう！

 

「鼻を触る仕草（しぐさ）の心理学」

鼻を触っているときは、嘘をついていたり情緒不安定な状態であることが多い、といわれているそうです。鼻を触ることで、相手の視線をそらす効果があるということなんですが、精神的に動揺すると、生理的に鼻がムズムズするというのもその理由のひとつ、なんだそうです（まだ解明されていませんが、精神的な動揺を感じる脳のエリアが鼻の制御に関連している可能性があるそうです）。なので話している相手が鼻を触っているときは要注意。何かに精神的な動揺を感じていて、嘘をついている可能性があるそうです。鼻を触り始めたことに気付いたら、注意深く話を聞くのもいいかもしれません。

 

いかがでしょうか。春は出会いが多い季節なので…恋愛だけじゃなく仕事でも役に立つ心理学ではないでしょうか。（ただ…あくまで心理学的な見解なので、絶対ではありません。信じすぎないようにお願いします（笑）