今回は「臭い」について。「口臭」についていろんな方面から対応などをご紹介できればと思います！  

2024-11-12

みなさんは異性の方と会うときに、身だしなみを気にしますか？　おそらく「NO」と答える方はいないと思います。服装や髪形、話し方などなど、気にしなきゃイケないポイントはいっぱいあると思いますが…今回は「臭い」について。

これから「デート」というのに、お風呂も入らず汗のにおいをぷんぷんにさせながら（デートに）行くわけにはいかないですよね！　歯磨きをしない、口臭があるまま好きな人に会いに行く、なんて方もいないと思います。そこで今回は匂いの中でも「口臭」についていろんな方面から対応などをご紹介できればと思います！

 

口臭のほとんどは、剥がれおちた粘膜のカスや唾液、食物のカスなどに含まれるタンパク質が、口の中にいる細菌により分解・発酵される過程で出るガスです。口臭の素となるガスには主に次のような種類があります。

★メチルメルカプタン ：たまねぎが腐ったようなニオイ

★硫化水素 ：卵が腐ったようなニオイ

★ジメチルサルファイド ：キャベツが腐ったようなニオイ

 

ただ…誰でも、ある程度の生理的な口臭はあるものなんだそうです。口の中から出るニオイは特に唾液の分泌に影響されるんだとか。唾液には口の中を洗浄・自浄する作用があり、「噛む」「話す」など口を動かして、唾液腺を刺激することによって分泌が増えます。唾液が減って口の中が乾燥すると自浄作用が低下し、タンパク質を分解する細菌が増えるので、口臭も濃縮されてニオイがきつくなる…ということなんだそうです。

睡眠中は、唾液腺が刺激されず唾液の分泌や流れる量が減ってしまうのに加え、口呼吸や水分不足などで口の中が乾燥しやすいため、朝起きたときの口臭は一日の中でもっとも強くなります。

 

口が臭い人の共通する点をいくつかご紹介しておきましょう！

●虫歯・歯周病がある

※虫歯でできた穴の中に食べかすが入ってしまい、細菌が分解する過程で食べ物が腐った臭いを発します。

 

●コーヒーやアルコールを頻繁に飲む

※コーヒーやアルコールは利尿作用があるため、身体から排出される水分量が増えます。その結果、口の中も乾きやすくなるため、口臭の原因となる細菌が増殖しやすい環境となるのです

 

●タバコを毎日吸う

※タバコによる口臭は特に臭いがキツく、多くの人に嫌がられます。タバコの成分であるニコチンやタールが口の中に付着することにより、口臭の原因

 

●歯磨きを適当にしている

※歯磨きを適当にしていると、歯石が溜まり口臭の原因となります

 

●運動不足や食事のバランスが悪い

※運動不足や食事バランスが悪いと、腸内細菌のバランスが崩れ、消化不良を引き起こす場合があるため、腸内で口臭の原因となる成分が作られる

 

●唾液の量が少ない・粘度が高い

※唾液量が少なく口の中が乾燥すると細菌が活発になるため、口臭の原因になります

 

●歯並びや噛み合わせが悪い

※食べかすが口の中に残りやすく、口臭を引き起こしやすい

 

では歯磨きはどのくらいの時間するのがいいのでしょうか？

一般的には、毎食後3分間の歯みがきが推奨されており、28本（親知らずをいれると32本）の歯の汚れをしっかり落とすためには、最低でも3分間ほどかかると言われています。 歯科医院によっては歯1本1本の前側・断面・後ろ側を磨くとなると、10分以上かけることを推奨されているケースもあるそうです。

 

そして口臭の主な原因といわれている舌苔。舌みがきも口臭対策のひとつです。

舌みがきは舌ブラシなどの専用清掃用具で、3〜5回ほど舌の奥から手前へと優しく動かします。1日1回を目安に朝の歯磨き前に行い、必要以上に何回も磨かないように注意（舌の表面は柔らかいため、間違えた方法で磨くと舌が傷ついてしまいます）

※舌の表面は柔らかくデリケートなので、普段使っている歯ブラシでは傷をつけてしまうことがあります。舌クリーナーなど専用の清掃用具で、舌の奥から手前へと優しい力で動かしましょう。

 

いかがでしょうか！臭いケアは恋愛だけじゃなく、生活していくうえでとても大事なこと。清潔感を保って素敵な出会いに備えましょう！